医進薬新 夢のメディ神殿2017スペシャル

毎週土曜 7:30~8:00放送

放送内容

第1話  がんと新薬

2017年01月08日 初回放送

<今回のテーマ>

「がん」は、日本人の3人に1人の命を奪うといいます。
その中でも「肺がん」は、死亡率の高いがんです。
しかし近年、新たな免疫療法が登場しました。
さらに、その薬が効くか効かないか事前に判断する研究も進んでいます。
がん克服に向けて、「がんと新薬」の最新の取り組みに迫ります。

<日本人の死亡原因第一位>

日本人の死亡原因で1番多いのはがん、そして心臓病、肺炎です。
がんの中で、最も死亡者が多いのが肺がん。
年間9万人以上が肺がんになり、約7万3千人が亡くなっています。

<新しい免疫療法「免疫チェックポイント阻害薬」>

治療の三本柱は「手術」「放射線」「抗がん剤などの薬物療法」。
従来の抗がん剤は、がん細胞だけでなく、正常な細胞も攻撃してしまい、副作用を起こす欠点があったが、分子標的薬というがん細胞の増殖などにかかわる特定の「分子」だけを狙い打ちする治療が登場。
さらに、いままでの免疫療法とは違う「免疫チェックポイント阻害薬」という自分の体に備わった免疫を活性化してがんをやっつけるという薬が注目されています。
2015年12月、切除不能な進行・再発の非小細胞肺がんで保険適用。

<新しい考え方「免疫のブレーキを解除」→「攻撃力回復」>

従来の「免疫療法」は、T細胞の攻撃力を、さらに高めるといういわば、アクセルの働きを強化してがん細胞を取り除くという考え方でした。
免疫チェックポイント阻害薬は、がん細胞によってブレーキがかかっていた免疫の攻撃力を回復させる逆転の発想です。

 

<「がん細胞の遺伝子変異」の研究>

「がん細胞の遺伝子」を調べ、 ある特定の遺伝子変異が起こっていればその患者さんは「免疫チェックポイント阻害薬」が効きやすいと言えるかもしれない…。
最先端の研究が行われている、国立がん研究センター 先端医療開発センター(千葉・柏市)をリポート。

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出演者

国立がん研究センター中央病院
呼吸器内科
大江裕一郎(おおえ ゆういちろう) 科長
国立がん研究センター
先端医療開発センター 免疫TR分野
西川博嘉(にしかわ ひろよし) 分野長
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