夫婦再旅

毎週木曜 20:00~20:54放送

放送内容

2017年03月23日 放送

第13回 藤田弓子夫妻 伊豆大島へ感謝の再旅

今回旅する夫婦は、女優の藤田弓子さんと
放送作家の河野洋さん夫妻。
再旅の地に選んだのは「伊豆大島」。
2人が立ち上げた劇団「いず夢」が9年前に公演を開催した
想い出の地です。

数年前、伊豆の国市に移住した藤田夫妻。
伊豆半島の伊東から高速船で、伊豆大島まで35分の船旅です。

大島に到着し早速向かった先は、三原山の裏砂漠。
この辺りは国土地理院作製の地図において、日本で唯一「砂漠」と
表記されている場所で、活火山が創り出した黒い砂漠です。
晴天なら房総半島から富士山までが一望できるジオ・パーク。
さらに今なお活動を続ける噴煙に
地球の生命力を感じることができます。

続いては、島の南部に位置する波浮港へ。
かつては港町として繁栄し、
川端康成の『伊豆の踊子』のモデルとなった場所。
2人は明治期に建てられた旅館を当時のままの姿で保存した
「踊り子の里資料館」へ。
そこには過去に映画化された「伊豆の踊子」に出演した
名優たちの写真が…

そして2人は、9年前に伊豆大島公演を開催した大島町役場へ。
お礼の挨拶がしたかった2人の前に現れたのは、公演の実行委員で、
現在は観光産業課課長の野村さん。
懐かしい場所へ案内して下さいました。

懐かしい再会を果たした2人は野村さんが紹介してくれた
郷土料理が食べられるお店へ向かうことに。
車で移動していると、突然、地層のうねり模様が現れました。
それは大島では、“バウムクーヘン”と呼ばれ、
伊豆大島の火山噴火史を物語る地層断面。
美しい夕日が当たり、自然が作り出す絶景をみる事ができました。

郷土料理のお店に到着すると…、
9年前の町長だった藤井さんが、
このお店の店長さんをしていらっしゃいました。
大島名産の珍しいお酒や店長オススメの郷土料理をいただきながら、
9年前の公演の想い出話に花が咲きます。

2人が今夜の宿に選んだのは、
公演でお世話になった恩人、小池さんが営んでいた「朝海館」。
5年前に他界され、現在は息子さんが後を継いでいらっしゃいます。
お部屋で晩酌をしながら32年間の結婚生活を振り返っていると、
夫婦喧嘩が勃発。
しかし、夫婦として大切な秘訣を教えられることに…。

2日目は、小池さんのお墓参りへ。
恩人へ感謝の気持ちを伝えるとともに、小池さんが願っていた
伊豆大島の復興を祈りました。

続いては、椿が大好きな藤田さんが行ってみたかった
伊豆大島椿まつりへ。
今年で62回目を迎える伊豆大島最大の観光行事。
東京ドーム1.5個分の椿園に園芸品種3200本、
自生種5000本の椿が鮮やかに咲き乱れています。

大島での最後の食事は、少し若者が好みそうな一軒家カフェを
チョイス。
ボリュームたっぷりなクラブサンドと大島産の明日葉を
ふんだんに使用したピラフをいただきます。
日頃は入らない雰囲気のお店に入るのも旅の醍醐味です。

最後は椿の時期に大島へ訪れた記念に、椿油づくりを体験する事に。
他ではめったに体験できない椿油づくりの間も、
2人の絶妙なやり取りが…。

感謝と恩返し、そして大島の魅力を再発見した1泊2日の旅でした。

訪問店舗詳細

踊り子の里資料館
住所:東京都大島町波浮港
営業時間:9:00~16:00
定休日:年中無休
※その他詳細はHPをご覧ください。
雑魚や紀洋丸
住所:東京都大島町元町馬の背
営業時間:11:30~13:30/17:00~20:30
定休日:木曜日
※その他詳細はHPをご覧ください。
朝海館
住所:東京都大島町岡田字助田
チェックイン  11:00
チェックアウト 9:00
※その他詳細はHPをご覧ください。
椿まつり
住所:東京都大島町泉津(大島公園)
入場無料
2017年3月26日まで開催
季まま亭
住所:東京都大島町元町北の山
営業時間:11:00~14:00/17:00~22:00
定休日:火曜・第3月曜日
※その他詳細はHPをご覧ください。
大島ふるさと体験館(椿油搾り体験)
住所:東京都大島町元町字北の山
営業時間:10:00~16:00(予約制)
休館日:火曜日
※その他詳細はHPをご覧ください。
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