幕末から明治の夜明け。会津藩は戦火にさらされていた。
新政府軍と旧幕府軍の戦いの中で、最も凄惨を極めた会津戦争である！
慶応4年3月、江戸城が無血開城され徳川慶喜が水戸で謹慎すると、
薩摩藩・長州藩を中心とした新政府の矛先は会津藩に向けられる。
新政府軍に包囲され、激しい攻撃にさらされつつもなお一ヶ月、
会津藩の侍たちは徳川のために戦い続けた。
そして数々の悲劇を生むことになる･･･。

中でも、16歳から17歳の少年たちで組織された「白虎隊」の
自刃の悲劇は、今なお、会津で語り継がれている。

一体なぜ少年たちは、出陣から、わずか36時間で自刃して果てたのか？
捜査の結果、飯盛山で果てた白虎隊の少年の中に、
ひとり生き残りがいた事が判明！
彼が残した手記と、その子孫が明かす自刃の真実とは！？

さらに、会津戦争のもう一つの悲劇･･･。
会津藩には女性だけの軍隊があった！
勝ち目のない戦いで散った女性たち。

なぜ、多くの犠牲を出してもなお会津藩は戦いをやめなかったのか？
幕末最大の悲劇・会津戦争の真相に迫る！