戦国武将・石田三成。
豊臣秀吉の奉行として、実質的に政権を牛耳り、
関ヶ原で徳川家康と対峙して敗れ去った男。
その生涯には数々の黒い噂がつきまとう。
「陰謀や讒言でライバルを蹴落とし、秀吉の元で権力を握っていった奸臣」
「戦は下手で、時には仲間を切り捨てることをいとわない冷徹な官僚」
三成のそんな悪いイメージは果たして真実なのか？

三成の素顔を求めて、捜査員は生誕の地、滋賀県長浜市へ。
ルーツを探ることで浮かび上がってきた、もうひとつの三成像とは！？

三成の悪評のひとつ「戦下手」。
悪評の発端は、
水攻めを仕掛けながらも、攻め落としきれなかった
「忍城攻防戦」にあった。
しかし、残された書状から水攻めを指示したのが
三成ではないことが明らかに！
三成が水攻めにこだわったそのわけとは！？

三成の居城・佐和山城は関ヶ原の戦い後、地上から抹消されていた！？
最新の発掘調査で見えてきた、佐和山城 破却の実体。
江戸幕府は徹底的に三成の痕跡を消し去ろうとしていた！

歴史に歪められた武将・石田三成の実像に迫る！