放送内容

※金額は撮影時のものです。季節により異なる施設もありますのでご了承ください。

2012年1月29日放送 中国(2)雲南省


大理ペー族自治州
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中国の南西、雲南省にある自治州。住民のおよそ3分の1が少数民族ペー族(白族)のため、その文化が色濃く反映されている場所です。 中心地は大理。ここが南詔国と呼ばれていた頃から昆明が雲南の中心になるまで、およそ500年、都として栄えました。街は主に「下関(シアグワン)」と「大理古城」の2カ所に分かれています。「下関」は現在の行政、経済、交通の中心、「大理古城」は昔の中心地です。

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大理古城
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大理の現在の中心地・下関の北東に位置し、779年南詔国の時代に建造された古城で、ほぼ正方形をした全長約6kmの城壁に囲まれています。大理観光の中心地としてたくさんの人々で賑わっています。喧噪の中にも、ここに住む人々の日常風景が垣間みられる、のんびりとした穏やかな町です。
古城自体は、1253年、元のフビライによって破壊され、その後100年以上の間放置されていましたが、1382年に再建されました。その歴史的価値から、中国の歴史文化名城に認定されています。

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復興路
フーシンルー
値段:カオルーシャン(焼乳扇)1本40円
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復興路は大理古城のメインストリートです。道の両側には、伝統建築を生かした土産物店が軒を連ね、昼夜関わらず多くの人で賑わいを見せています。その途中には、ペー族の伝統料理を売る屋台も数多く、カオルーシャンという軽食を購入しました。
ルーシャンとは、牛乳を温めた時に出来る皮膜を干したもの。これを炙ったものに、サトウキビから作った「紅糖(ホンタン)」という黒糖にマイカイというバラ科の花のペーストを加えたものを塗って、巻き上げれば出来あがり。
香ばしいチーズのような味に、花の甘い匂いが香り立つカオルーシャンは、大理の人気食べ歩きグルメです。

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梅子井酒店
住所:大理古城人民路130号
値段:料理4品・梅酒 6,700円
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大理古城の中にある、郷土料理が食べられるレストラン。特にペー族の伝統料理が人気です。およそ200年前に建てられたペー族の住宅を改装した建物の中で料理を頂くことが出来ます。
大理のレストランでは、市場のように並べられた数々の野菜やキノコなどの中から、自ら材料を選び、その素材にあった調理法でメニューを決めてもらう、という注文法が一般的。今回は、冬が旬の野草ジーツァイとクルミの炒め物や、近くの湖で採れる水草ハイツァイを使った鍋など、土地の美味しさを生かしたメニューを注文しました。鍋は、ペー族伝統料理の中でも特に人気が高い、たっぷりの野菜と魚を一緒に煮込んだ「砂鍋弓魚」という料理です。その土地の恵みを生かした様々な美味を楽しみました。

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アールハイ
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大理ペー族自治州の東側に広がる面積251km2の巨大な湖。その湖畔には大理を始め、ちいさな村々が点在しています。
湖の上では、小舟で定置網漁をする姿が見られるなど、大理での生活に欠かせない存在。早朝には、凍える様な気温にも関わらず元気一杯に寒中水泳を行なう、地元の方々に出会うことも出来ます。

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大理市三塔倒影大理石厰
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大理は大理石の産地として有名な場所。大理石という名前は、大理という地名に由来しています。産地は、海に沿って連なる全長約50km、標高4000m級の山脈を持つ蒼山。万年雪を戴く美しい山々で、蒼山十八渓と呼ばれ、「大理風花雪月四景」のひとつとして古来より人々に愛されて来ました。
今回はその加工工場を訪ねました。大理石は建材として使用されるばかりでなく、その断面を風景に見立てる美術品としても親しまれています。

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双廊
シュワンラン
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アールハイに面した、ペー族自治州の中でも美しい村として有名な古鎮(古い村)。 4000年の歴史を持つ”蒼海風光第一鎮”と言われ、明や清の時代からの民宅も存在しています。そんな、ペー族の伝統家屋の特徴のひとつが三方一照壁。中央に中庭を配し、その三方が民家、そして母屋の正面に照壁という大きな壁を建てるのが決まりだといいます。

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海地生活 Sky&Sea Lodge
住所:大理双廊鎮大建旁村
値段:「海景套房」一泊 3,640円
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双廊の穏やかな雰囲気を楽しむのにぴったりの宿。2007年にオープンしました。この地の環境に魅せられたオーナーが、より自然を体感出来るようにぺー族の伝統家屋を改装しました。壁全面に取られた窓からの採光が明るく、白を基調としたインテリアに心落ち着く湖畔の癒し空間です。

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色の定期市場
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双廊から車で30分ほどの場所にあるちいさな集落「色(ワセ)」では、毎月0と5のつく日に定期市場が開かれています。 旬の野菜や果物、日用品などが並び、近隣の村などからも買い物客が押し寄せる、とても賑やかな市場です。冬の時期にしか採れない中国野菜や、5日間豆腐をカビさせた 「メイ豆腐」という食べ物、お米で作った涼沙(リャンシャン)というスイーツなど、地元の食文化に触れることが出来ます。

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小吃一家
住所:色鎮色街237号
値段:餌絲1杯 52円
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中国全土で見られる麺文化。大理で麺といえば、米粉を使った麺が主流です。
中でも大理の名産「アールスー」は、熟成期間を置くため、もちもちの食感になるのが特徴なんだそう。そこで、市場の近くでアールスーが食べられる食堂を訪ねました。
スープのベースはチキン味。そこに、山椒の油、刻みニンニク、そしておしょう油が加わります。アールスーは青菜と共にさっと茹で、スープに加えます。もっちりした食感が癖になる、大理で大人気の軽食です。

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周城
チョウチェン
値段:藍染め1枚 650円
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蒼山のふもとに広がる「製造の町」という意味をもつ町。後漢の時代から続く、藍染めで有名な場所です。街中に工房があり希望すれば見学出来るため、ドンテンシュアンさんの工房を訪ねました。
作業は全て手作業で行なわれています。糸を入れた所には、染料がつかないため模様になるという「絞り」の作業は、簡単な図柄でも1週間はかかる気の遠くなるような作業です。染めるのに使われているのは、板藍根(バンランゲン)という植物の葉。石灰と混ぜ発酵させることで、深い藍色が現れるのです。歴代使用しており60年継ぎ足しているのだそう。絞りを施した布は、1日4回、計3日間で12回、もちろん手作業で染め上げて行きます。染める度に、水で洗い流し日干ししていくのです。
完成した品は、手仕事ならではの繊細な色の妙。世界にひとつとして同じものはない素晴らしい芸術作品です。

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