フランス北西部に位置するブルターニュ地方の玄関口・レンヌ。 かつてブルターニュ公国の首都として栄えたこの街は、賑やかな喧騒と近代的な街並みが広がるブルターニュ最大の大都市。そんな近代的な街並みのレンヌの中心地には、石畳の路地と木組みの家々が建ち並び、新旧が混在しているのが特徴。1720年には町の半分が焼失する大火に見舞われたが、奇跡的に残った木組みの家々が中世の面影を今に残す。
レンヌの旧市街の中心にあるリス広場で、毎週土曜日に開かれるブルターニュ地方最大のマルシェ。市場には産地直送の新鮮な山の幸や海の幸などブルターニュ地方のあらゆる素材が一堂に集まる。 旬の野菜や魚介類の中で、最も目についたのがリンゴ。ブルターニュ地方は、フランスでも緯度が高いため、リンゴの産地として有名。そのためいろんな 種類のリンゴがあり、それらは様々な料理に使われ、地元では欠かせない食材。 オープンエリアのみならず、室内もあり、肉やチーズなども手に入る地元っ子の台所です。
可愛らしい木組みの外観とフランスの田舎を思わせる素朴なガレットの専門店。ガレットとは、そば粉を使ったクレープの元となったブルターニュの伝統料理。トッピングする具の種類がたくさんあり、メインだけでなくデザートとしても地元では食べられている。 こちらのお店を1人で切り盛りするクロディーヌさんのオススメでいただいたのは、コンプレと呼ばれるガレットの定番。そば粉の生地に卵、チーズ、ハムをトッピングしたシンプルなガレット。このガレットにあわせていただいたのが、こちらも定番のシードル。 シードルはリンゴを使った発泡酒。リンゴの産地ブルターニュ地方では、陶器のカップに注いでいただきます。食事の最後は、こちらもオススメのデザートガレット。バターで軽くソテーしたリンゴに自家製の塩キャラメルをたっぷりとかけたガレットは、酸味と甘みのバランスが絶妙! ブルターニュ地方の地元料理を余すことなく堪能しました!
賑やかなレンヌの街で、静かにのんびりと過ごせると評判のプチホテル。 クラシックな内装のラウンジには、ホテルの名前の由来にもなっているニワトリの置物があちらこちらに配され、可愛らしさを演出しています。 今回、私が泊まったお部屋は、ロマンティックという名前が付いたお部屋。 その名の通り、淡いピンクの壁にクラシックなテキスタイルが印象的なお部屋。 天蓋つきのベッドや花の形をした照明も可愛らしい。お部屋のすぐそばには、さんさんと照る太陽が待つウッドデッキと花々が咲く小さな中庭があり、都会の喧騒を離れのんびりとした時間が過ごせます。
1844年に完成したネオ・クラシック様式の大聖堂。内部はギリシアの神殿を思わせる円柱が祭壇部を取り囲む重厚な造りになっており、目に見えるありとあらゆる場所に金の装飾が施されている様子は、この町が長い歴史の中でずっと繁栄し続けてきたことを感じさせます。ブルターニュ地方は、フランスの中でもカトリックの強いエリア。そんな大聖堂で出会ったのが、シップリアン君5歳。時々こうして大聖堂を訪れて神父さんのお手伝いとしてろうそくに火をつけに来るんだそう。厚い信仰心は幼い子までちゃんと根付いていることを感じられる素敵な出会いでした。
緑の外観が印象的な偶然見つけた絵本の専門店。絵本は言葉がわからなくても絵の質感や絵本自体の可愛らしさなど、楽しめる要素もたくさん!まず目に付いたのは、缶詰型をした小さな絵本。内容は缶詰から逃げ出したお魚が 冒険するという内容。本のデザインといい、内容といい、キュートな魅力で いっぱい。いろんな絵本の中で店員さんに教えてもらった人気の絵本が、 「ベカシーヌ」という絵本。絵本の主人公ベカシーヌは、ブルターニュ出身のお手伝いさんで、フランスでは100年ほど前から愛され、星の王子様と同じくらい人気のキャラクター。絵本の内容は、どれも失敗ばかりだけど、憎めないというエピソードばかり。ちなみにベカシーヌとはフランス語で おっちょこちょいの意味。レトロな表紙も気に入って、人気のキャラクターをお持ち帰りしちゃいました!お店には絵本が読めるスペースも併設されていて、子供たちが実際に手にとって絵本を選ぶことができるのもうれしい要素です。
バイオリンの形をした看板が目印の弦楽器の修理専門店。店内にある楽器は売り物ではなく、全て修理を待つ楽器。ご主人のミッシェルさんは、30年ほど前からバイオリンを中心に弦楽器の修復をする職人さん。ミッシェルさんによると、レンヌではプロのみならず、一般の人も音楽をたしなむ人が多いんだそう。演奏するのはクラシックを始め、ブルターニュに根付いているアイリッシュ音楽やケルト音楽など様々。この日もお客さんがひっきりなしに訪れ、レンヌの街でいかに音楽が親しまれているかを感じられるお店でした。
ブルターニュは、フランンスの中でもケルト人が築いた独自の文化が根付くエリア。そのためフランスではワインが主流ですが、ブルターニュ地方ではビールが主流のパブ文化が根付いています。楽しげな音楽に誘われ見つけたこちらのお店は、地元っ子で賑わうローカルな雰囲気のお店。ブルターニュ地方には様々な種類のビールがあり、こちらのお店で人気なのは、 「ドランゴン・エンブレ」と呼ばれる褐色のビール。すっきりとした飲み口に深いコクがある飲みやすいビール。おつまみの定番は、サラミ!シンプルだけど、ビールとの相性は抜群!2杯目にいただいたのは、そば粉を使った「テレン・デュ」というビール。苦味が強く、香ばしい香りが強い。 常連さんたちにオススメされてさらにもう一杯!いただいたのはなんと栗を使ったビール。こちらはフルーティな味わいで女性にも飲みやすいビールです。 いろんなビールを味わいながら、地元っ子と過ごすひとときは、最高です!
パブははしごをするのが地元っ子流!そこで立ち寄ったのが、音楽を楽しめるアイリッシュパブ。お店に入ると軽快なリズムで奏でられているのは、アイルランド民謡♪演奏に使われている楽器は、アイルランド伝統の楽器ばかり。音楽に合わせてクルクルとまわるダンスも楽しい♪演奏の合間に話を聞くと演奏しているのはなんと一般のお客さん!このお店では毎週日曜日に来たい人だけ集まってセッションするのだそう。とても初めてのセッションとは思えない程、みんな息がぴったり!そんな音楽を楽しみながらいただいたのは、アイリッシュパブの定番ギネスビール!パブの多いレンヌでは、お気に入りのパブを見つけて楽しむのがオススメです!!