アレンテージョはポルトガル中南部、スペインとの国境近くにまで広がるエリア。
穀物生産と豊かな土壌から、ポルトガルでは『パンのバスケット』として知られる地域で、豊かな自然がもたらす様々な食材から“食の宝庫”としても名高い。
またアレンテージョには大小様々な町があり、伝統工芸や家々の色などそれぞれ異なる個性的な魅力に溢れている。ちなみにアレンテージョの名前は“além do Tejo”(テージョ川の彼方)に由来する。
12〜13世紀のロマネスクからゴシック過渡期に建てられた歴史地区のランドマーク大聖堂。外観は堅固な印象だが、内装は外観と異なり、優美で繊細な彫刻が施されている。またここのパイプオルガンは、ヨーロッパにたった2台しかない珍しいイベリアパイプオルガンで1584年にエヴォラを訪れた天正遣欧少年使節団の伊東マンショと千々石ミゲルが腕前を披露した
といわれている。こちらでは唯一このパイプオルガンを弾くことが許可されているオルガン奏者のラファエルさんに出会い、パイプオルガンを弾いてもらうことに。演奏してくれた曲は使節団が訪れた当時の16世紀末に作られた曲(BATALHA DO 6゜-TOM/作曲者Pedro de Araujo)。
木でできた小さな鍵盤と、多彩な音色を奏でるパイプオルガンは、16世紀の世界へとタイムトリップさせてくれました。