青い空に白い雲オレンジの屋根が印象的なここは北欧デンマークの首都コペンハーゲン。太陽に照らされた街の色と海の青のコントラストがこの先に待っている素敵な出会いを予感させます。まずやってきたのはコペンのメインストリート「ストロイエ通り」。お天気もいいしいつも以上に地元っ子で賑わっていますね。気をつけて歩いていると味のある年代ものの看板をいくつも見つけましたよ。北欧というとスタイリッシュなデザインという印象がありますが、意外にも、街を歩いていて多く目にするのがアンティークのお店!実はここコペンハーゲンは知る人ぞ知るアンティークの宝庫なんです!
そこでコペン随一というアンティーク街にやってきました。「ラウンスボーゲーデ」。中心地から少し離れたノアブロ地区にある骨董通りです。ここラウンスボーゲーデにはおよそ40軒もの骨董店があり掘り出し物の宝庫なんです。どんなものが売られているのかな?まずはこのお店を覗いてみよっと♪うわぁ〜、ちっちゃい可愛い物たちがいっぱい。この辺りはキッチン用品みたい。ん?これは・・・小さなランプのシェードだ!へぇ〜レース製のものもあるんですね。クラシックで素敵。えっと、こっちは・・・?ガラスや陶器でまとめられている。ん?この女の子は置物かな?あっ、これ、ベルだ。頭の上に載せたカゴが持ち手になっててかわいいですね。取っ手つきの浅いお鍋。 これも陶器。こちらもバイオリン弾きと音符のデザインがキュート♪ コペンのアンティークは、家庭で大切に使われてきた物がほとんど。どこかほっこりする可愛らしさは、そんなところにもあるのかな。
次は大型の家具があるお店へ。それに天井に吊るしたランプの数が凄い!かの有名なデンマークデザインのアンティークランプもあります♪わ、大きな古時計!絵本の中にでてきそう!ん?この犬はぬいぐるみかな?あ〜本物だ!実はこの子はオーナーの犬のステディーくん5歳。ソファーが好きみたいでお店でも家でもステディーは全然気にしないんですって。確かにこの寛ぎっぷりを見たらなんだか許しちゃいますね。
ここも所狭しといろんなものが置いてあります。ここは「ハフニ・アンティック」。キッチン周りの製品が中心のお店です。ホーロー製品も充実してますね。あっこれホーロー製の塩入れだ。蓋の部分に木を使っているのがかわいいですね。これはなんだろう?もしかして・・・これ大きなプリンを作るものなのかな?見てください、この小さなスプーン♪細かい細工が素敵ですね!このお店の看板娘ならぬ看板おばあちゃんのユッテさん。とにかく人と会って話すのが好きというだけあって時々こうしてお店番をしながらお客さんやご近所さんたちと会話を楽しんでいるんですって。ビール?!ちょっとおじいちゃん!まだ昼間ですよ!あ〜あ、飲んじゃった。でもなんだか居心地が良さそうですね。ご近所さんのサロンといった感じの和やかな雰囲気。きっとユッテさんの人柄がそうさせているんでしょうね。
結構歩いたので、このかわいらしいお店「ティータイム」で一息ついていくことに。ここは地元の女性たちに人気のティーサロン。その人気の秘密は、この淡いピンクを基調とした、お姫様のお部屋みたいなインテリア。アンティーク街が近いこともあって、お店の家具は全てアンティーク。女性の永遠の憧れが詰まっています。アカフサスグリとラズベリーを使ったサマームースケーキとピンクレモネードをご注文。どちらもお店のコンセプトカラーのピンク色♪見ているだけでもうっとり♪まずはレモネードを・・・。う〜ん♪美味しい!乾いたのどを優しく潤してくれます。ケーキの方は、ピンクのふあふあムースがとってもスイート♪ベリーの甘酸っぱさがふわっと溶けて・・・幸せ♪ふんわり優しいアンティーク色の午後。「童話の国」デンマークらしいひとときでした。
カフェの後、私が立ち寄ったのは・・・、そうスーパー!やっぱり旅では欠かせない場所なんですよね!かわいいものが多いコペンだからスーパーもちょっと期待しちゃうな♪北欧のスーパーと言えばやっぱり気になるのはパッケージデザイン!ん?なんだろうこのロゴマーク。リボンをつけた女の子の横顔。実は商品についているロゴはこの店のオリジナルブランドで昔からのデザインなんです。よく見ると店員さんのネクタイにもロゴが入ってる!イヤマちゃんと呼ばれるこの女の子のロゴが入った商品は全てこのお店のオリジナルブランド。そのほとんどがオーガニック製品とあって安心安全のしるしでもあるんです。よーし!お店の中をくまなく探していろんなイヤマちゃん製品を買っちゃおうっと♪これは紅茶だ!オーガニックの紅茶。カラーリングもキュート♪地元のビールかな。さすがにこれにはついてないだろうからスルーして・・・。え?あった!こんな所にまで♪オリジナルのビール、どんな味かな?そうだ青リンゴ美味しそう♪あ〜フルーツを入れる袋にまでロゴがある!う〜かわいすぎ・・・!リンゴを入れるとさらにかわいい♪その他にもイヤマちゃんロゴが入った製品を購入!ほんといっぱいあるんです。まだまだ一部だけどこんなに見つけちゃいました!そして買い物の締めはロゴが入ったエコバック!作りもしっかりしてるし家でも活躍しそう♪良いお買い物が出来てホクホク気分になりました♪
今回泊まるのは看板がなければ気づかない隠れ家ホテル、「バートラムス・ホテル・グルスメデン」。そこの104号室に泊まります。どんなお部屋かな。うわぁ〜天蓋付きのベッド!木をふんだんに使ったコロニアルスタイルのインテリア。どことなくぬくもりを感じるお部屋ですね。外を見てみると…2階だから、近くに見えます。あ、郵便屋さんだ。窓から見えるのは、飾らないコペンの日常風景。なんだか住んでいるみたいに過ごせそうでしょう。そしてホテルの裏にはこんな素敵なスペースも。同じアパートのご近所さん気分。飾らない風景、ありのままの空気。コペンの普通の暮らしが味わえる、とっておきのホテルです。
いい匂いがしてきたぞ!うわぁ〜美味しそう♪出来たてホヤホヤのパン!見ているだけで幸せな気分になっちゃう。「イルムベーヤ」。今最も人気の高いパン屋さんです。店頭に置かれたオーブンから、焼きたてのパンが次々と顔を現します。う〜ん♪出来たてのパンの匂いは食欲をそそりますね。常時豊富な種類を揃えるこちらですがやっぱり朝が一番種類が多い!たくさんのパンがある中、一番売れているのはヴィーナブロッドというパンなんです。実はヴィーナブロッドとは日本でデニッシュでお馴染みのパンのことなんです。本場ではデニッシュじゃないんですよ。そのヴィーナブロッドを買うことに♪ではさっそく…ん、外側はパリっと真ん中はしっとり。カスタードの甘さもちょうどいい♪あ〜、甘いデニッシュで元気モリモリです!
四方を建物に囲まれた中庭のような場所に、ひっそりとあるお店がありました。ん?なんだか甘〜い匂いがする。あ〜飴だ!「スモールズ」。創業1891年。王室も御用達のキャンディー専門店です。常時76種類の飴が揃っているそう。でも、どれもなんだかいびつな形ですね。この店の奥には飴を作る工房があって、誰でも見学できるんです。これでもかってくらいの甘い匂い!砂糖を煮詰めた、飴の原料です。良い塩梅で冷やした鉄板に流し込みます。まだサラサラの液体ですね。次の職人さんが登場しましたよ。何かかき回してます。食紅で色付けです。“熱いうちじゃないと綺麗にまざらないから時間との闘いだよ!“と職人さん。うわぁ〜液体だった飴が固まってきた!切り分けた飴は扇風機を使ってゆっくりと冷ましていきます。柱の杭に引っ掛けて空気を混ぜ込みながら練っていきます。これによって、表面の艶や口当たりの滑らかさが生まれます。よく練った後は大きなハサミで切り分けていきます。一体どんな飴ができるのかな?重ねたパーツを大きなパーツで包んで、でっかい円柱に。均一に力を加えながら転がしていきます。しばらくすると、あの円柱がこんなに細くなっちゃった!同じ長さに切りそろえて、再び転がしていきます。転がすうちに表面にねじりの模様ができて来ました。それに、だんだん飴らしく硬くなってきたみたい。うわぁ〜早い!それに機械を一切使わないんですね。あ、だからここの飴は、どれもいびつな形なんだ。あ、出来たてをもらちゃった♪よく見ると真ん中に小さなデンマークの国旗がある!まさかデンマークで金太郎飴に出会うとは・・・よーしこれ買って帰ろうっと。いろんな味を楽しめるミックスとデンマーク国旗の飴。食べるのがちょっともったいない。
北欧といえばやっぱりデザイン!いろんなデザインに溢れている街ですが、特に私が気になるのは子供グッズ!そこで今日は子供グッズを目当てにショップ探しをします。ちっちゃい長靴になんだかカラフルなお人形もありますよ! うわぁ〜かわいいお店♪なんだかちっちゃな女の子のお部屋みたい♪ここは「クレーム・ド・ラ・クレーム・ア・ラ・エドガー」。子供服と雑貨のお店です。わ〜このカーディガンかわいいい♪肌触りも滑らかで気持ちいい♪あっこれは・・・ニットのロンパース!淡い色使いがキレイ!着心地もよさそうですね。 この生地はとても質のいいラマの毛で作られていてウールの赤ちゃんと呼ばれる質の良いものなんです。だから触っているだけで幸せな気分なんだ♪全てのデザインを手がけるのがオーナーでもあるヘルさん。ニット製品のみならず、ニットに様々な素材を組み合わせた手作りの一点モノも多いのだとか。この棚に並んでいるのが、その手作り雑貨。あ〜これルームシューズだ!え?あ、靴下がくっついてる♪絶妙な組み合わせですね。これなら走り回る子供もシューズが脱げないし、なんといってもお洒落ですね。あっこのクマのぬいぐるみもかわいい♪素材を良く見ると・・・なんと靴下でした!ただのらくだ色の靴下が、こんなにラブリーになるなんて♪流石のセンスです。こっちにもカエルの人形が。これもタオル地の靴下を使っている。それにふにゃふにゃで気持ちいい♪様々な素材を組み合わせてこんなにキュートにしちゃうなんて凄いなぁ〜。やっぱり北欧のデザインはいいなぁ〜♪
カラフルなおもちゃが勢ぞろいの「ダンスク・ハンドヴェアック」天然素材を使った木製玩具の専門店です。木のおもちゃって手触りといい、カラーリングといいほんわかしていていいですよねぇ〜。木材はもちろん、塗料も子供が舐めても大丈夫な素材を使っているそう。可愛いだけじゃなくて、安全だから愛されているんですね。お店であったこのお客さん、誕生日の娘さんに電車のおもちゃを買いに来たんです。毎年一つずつ買っていて、毎年色違いの電車を買います。そして買った色には印をつけて来年は別の色を買うんですって。素敵なお話しですね。素敵なおもちゃだし私も買って行っちゃおうっと。このおもちゃはキャンドル立てになってるんです。このおもちゃはキャンドル立てになってるんだ♪色や木の温もりはもちろんのこと、人生をより幸せにする大切なツール。そんな木のおもちゃの奥深さに触れちゃいました♪
コペンでは蚤の市が週に一度、街のあちこちで開かれているんです。みんなお店の人と値段交渉しながらお目当てのものを手に入れているみたい。よーし。私も“自分だけのひとつ”を探そう!あ、このリボンの横顔。スーパーのロゴにあったイヤマちゃんだ!実はイヤマはたくさんこういう缶を作ったスーパーだったんです。この缶のコレクターもたくさんいて、全部で40種類以上あるんですって。コーヒーや紅茶が入っていた缶は、現在売られているパックと容量が同じだから皆、家で使うために買っていくんですって。コペンのアンティークは、鑑賞するための物ではなく、普段の暮らしを素敵にしてくれるものでした。コペンを旅してみて感じたこと。それは物を大事にする精神。そして触れ合う人々の穏やかな優しさ。この国がどこか温かいぬくもりに満ちているからこそおとぎの国と呼ばれるゆえんなのかもしれませんね。