放送内容

※金額は撮影時のものです。季節により異なる施設もありますのでご了承ください。

2009年8月30日放送 トルコCイズミル・エーゲ海篇


Izmir
イズミル
写真

 イズミルは、イスタンブール、アンカラに次ぐトルコ第3の都市。夏の時期は、観光で訪れる人も多い場所。そのざわめきは、ブラブラ歩きに最適なBGM。つい、キョロキョロしちゃいます。この街で感じる居心地の良さ。その理由は、きっと、みなさんが自分の時間を大切に過ごしているから。イズミルっ子の生活に、すっかり興味を持ってしまった私。そこで、ある場所を教えてもらいました。建物が、ギュッと寄り添うように立ち並ぶあちらは、街の中心地からは、少し離れた住宅街。このあたりは、小高い丘になっているため、この階段が、みなさんの大切なライフラインなんです。地元っ子は「こんなの慣れっこ」って感じで、上っているけど、ちょっとキツそうだなぁ…。そこで見つけたのが1907年に作られたイズミルの方々の足、「アサンソル」。その使用料はタダ!これは嬉しいですよね♪上はどうなってるのか楽しみだなぁ。わぁ〜さっきまでいたところが、あんなに下に見える!1分もしないうちに到着しちゃいました。わぁ、カラフル。集合住宅が多いんですね。イズミルの街が一望。隠れた絶景ポイント、見つけちゃった♪

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LOKMA
ロクマ
写真

 イズミルの街を歩いていると、人が集まってますよ!何か渡しているみたいだけど…ドーナツ…かな?周りにも食べている人がいっぱい!ひょっとして、流行のスイーツ?こちら、イズミル名物「ロクマ」は、小麦粉と水から作るシンプルなスイーツ。お祝い事や行事などがあると、その家の人が、出張ロクマ屋さんを呼んで街のみなさんにふるまう、というのが、古くからの慣わしなんだそう。だから、地元っ子なら、「ロクマ」を見たら即、並んでゲット!がお決まりなんですって。となれば、私も!えっと、これ、いいんですよね?わぁ!ほんとに、もらえちゃった!では…いただきまーす。甘〜い!シロップがたっぷりしみ込んでる!もっちもちの生地に、外側はさくさくペロリといけちゃいます。いいなぁ、こんなに美味しいものが、もらえちゃうんですもんね。職場の人にあげたり、バスの運転手さんまで…本当、いろんな人が貰いに行くんですね。なんだか、この街の人たち、面白い!

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OZATMACA
住所:Halil Rifat Pasa Cad.No:252 Asansor/ Izmir
写真

 わぁ、いいにおい。すごい数のパン!それに、どんどん焼き上がってる!なんとこのパン屋さん、1日2000個も売り上げるという超人気店。このあたりに住む人は、毎日ここに来て、1日分のパンを買っていくんですって。さらに、レストランなどにも卸しているんですよ。じ〜っと見てたら、お店の人が、“うちのパンの秘密を見せてあげるよ”ってことなので見せてもらいました。そっちですか?ん?なにかゴロゴロいってる。氷だぁ。生地を直接冷やすことで、より、しっとりもっちりしたパンに仕上がるんですって。イズミルの家庭の味の秘密見つけちゃいました。

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イズミルの街並み
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 ここはよろず屋さんかな。ちいさなお店に、いろんなものがぎっしり!トルコでは、こういうよろず屋さん「バッカル」が街中にあるんです。朝早くから夜遅くまで開いているから、旅人にとっても、強い味方。次はトマト専門の、移動式八百屋さん!トラックもトマト色です!今度はこれ。ベランダにあるお買い物カゴ。何かわかりますか?実はベランダからお買い物してるんですよ。賢いというか、めんどくさがりというか…でも、これは便利かも(笑)よく見ると、「そんなの当たり前だよ」って、あちこちのお家のベランダにも、買い物カゴが!やっぱり、イズミルの人って面白い!気前が良くて、ゆったり大らかなイズミルでのくらし。たくさん歩いたけど、不思議と「元気な気持ち」が、からだ一杯に充電された気がする…

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Odemis
オデミシュ
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 イズミルの暮らしぶりに、すっかりはまってしまった私。今日は、みなさんの生活を知るのに一番!な場所、『市場』にやってきました。さぁにぎやかになってきたぞ〜♪ここオデミシュマーケットは、エーゲ海沿岸で最大規模を誇る市場。650の農家と1200ものお店が一同に介し、町中が、お祭りみたいに賑やかなんです!まずは農家のお父さんがメロンとスイカを配ってくれました。
しかもこんなに!?もう試食って量じゃないよ〜(笑)サービスって、商売は大丈夫なの〜?ほんと気前がいいなぁ。こっちには茄子。さすが、トルコ料理に欠かせない食材だけあって種類も豊富。このトマト、大き〜い!うわ、ずっしり。片手にいっぱいですよ。さらに驚いたのがお値段!なんと1キロ30円、安過ぎ!ここは、生地屋さん?こんなお店まであるんだ!ん?この花柄…どこかで見たことがある。なんだっけ?あ、それそれ!お母さん達が良くはいてるズボンだ!トルコのお母さん達のおしゃれパンツ「シャルバ」。暑〜いトルコでは、この風通しのいいゆったりパンツが、大人気なんですって。

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イーネオヤ付きスカーフ
価格:¥780-
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 あ、キレイ!これなぁに?お花の形をしたレース編み。色使いがカワイイ!へえ、ピアスにもなってるんだ。これも可愛いなぁ。スカーフにもついてる!
これはイーネオヤと言って、スカーフに縁取りとして付けるレースなんです。イーネオヤとは、トルコ手芸の中で最も歴史が古い、草花をモチーフにしたレース編みのこと。トルコ語で、イーネとは「針」、オヤとは「縁飾り」の意味。その名の通り、縫い針たった1本で、絹の糸を編んでいくんです。1枚のスカーフ分を編むのに、毎日編んでも、1週間はかかるんだそう。『オヤにもいろいろ種類があってそれぞれに違った意味があるんです』『もし編んだのが野花のオヤだったら「私は 夫や舅姑とは野に咲く花のように素晴らしい関係よ」という意味』『もし唐辛子のオヤを編めば「私は 夫や舅姑とは唐辛子のように辛い関係なの」という意味なんです』この可愛いお花に、そんな意味が込められているなんて!あ、このピンクと白のオヤ、可愛〜い。これは、コスモスをモチーフにしたもの。この2色使いがすっかり気に入っちゃった。ひと針ひと針に、優しさが込められていて、心がほんわかしてきます。

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氷菓子
価格:¥65-
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 あれ、あそこ何か食べてる?かき氷だ!冷たくて美味しそう。ふふ、嬉しそう♪かき氷と思ったこちら、なんと雪なんだそう!近くのボズダ山で取れる、混じりっけなし、天然の雪です。私も食べたくなっちゃった。一つください!ええ!そんなにかけるの!?「ありがとう」うー冷たい!この、たっぷりのシロップは、チェリー味。これはもう、シロップジュースって言ってもいいなぁ(笑)いただきま〜す。ん〜!甘酸っぱい!このシロップは、砂糖無しの100%チェリー果汁。自然の甘さで、体中が潤ってきます。

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DOSTOL KEBAP SALONU
住所:Hurriyet Cad.No:18/Odemis
商品:料理1品・ドリンク
価格:¥360-
写真

 オデミシュ名物ってあるのかな?聞いてみると、『ここに来たら オデミシュケバブを食べないと! この近くにあるから 是非行ってみて』と勧められました。あ、ありましたよ!街の名前を冠したケバブ。これは楽しみ♪オデミシュケバブといえばココ!と地元っ子たちが太鼓判を押すお店。ほら!み〜んな食べてますよ。これがそうなんだ!羊のひき肉を、棒状にして焼くのがオデミシュ流。アッツアツを、カリカリトーストの上へ乗せれば出来上がり。香ばしくて濃厚で、ギュッと詰まった肉の旨み。肉汁が染みたパンも最高です!ケバブのお供には、もちろん塩味のさっぱりヨーグルトドリンク・アイラン♪宝探しみたいな、オデミシュの市場。キョロキョロ歩き、大正解でした♪

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Sirince
シリンジェ村
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 今日はイズミルから一路南東へ。辺りは一面のオリーブ畑。1時間半もすると、周りの山々と同じ目線になってきました。は〜、やっと着いた。やって来たのは、人口1500人、山間の小さな村、シリンジェ。シリンジェとは「可愛い」という意味。そう聞いて、思わず足を運んでしまった、というわけ。の〜んびりムードの可愛い村は、ちいさなお土産物屋さんがいっぱい。でもごみごみしてなくて、時間がゆったり流れています。この黄金色!オリーブオイルだ!ちいさなお店の中にも、いっぱい!ん?この赤いのは?実はこれ、リンドウを漬けたオイルで胃潰瘍とか 腫れ物や切り傷によく効くんですって。へぇ、薬としても使うんだ。気候が温暖なこの辺りはオリーブを育てるのに、とても適した場所。このような手作りオリーブオイルは村の名産品のひとつなんですって。

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Kilise Sarap Evi
住所:Kilise Sirince-Selcuk/Izmir
商品:フルーツワイン ボトル
価格:¥650-
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 シリンジェ村、もうひとつの名物があります。それはワイン!といってもフルーツのワインなんです。私のお目当ては、ちょっと隠れ家風の、こちらのお店。ここは、160年以上も前に、ワインセラーとして使われていた場所なんだそう。シリンジェはもともと、ワイン鋳造が盛んなギリシャ人が住む村でした。しかし、トルコ共和国誕生後、ギリシャとの住民交換が行われ、ギリシャに住んでいたトルコ人がフルーツの栽培技術を持ち帰りフルーツワインの生産を始めた、と言われています。この村には10種類のフルーツワインがあります一番有名なのは桑の実ワインです。まずは、試飲ですよね♪どれから飲もうか、迷っちゃう。まず気になったのはブルーベリー。ほんのり渋みがある、大人のデザートワインといった感じ。メロンは、アルコールを感じさせない、さわやかな飲み口。ジュースみたいに、ぐいぐいイケちゃいます。そしてお店おすすめのイチゴは、甘酸っぱくて、いい香り♪うーん、どれもいいんだけど、私この桑の実ワインが気に入りました。よーし、これ買っていこ♪この店でも一番人気というブラックマルベリー、桑の実のワイン。とっても口当たりの良い甘さで、食後にデザートと一緒に飲みたいな。

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Bodrum
ボドルム
写真

 目の前に現れたのは、輝く白い町並み…ここボドルムは、エーゲ海の最南端に位置する街。目の前に見えるのは、ギリシャのコス島です。ボドルムは、建物は白壁に、と決められている街。「白」というシンプルな色が放つ、明るさ、爽やかさがそのまま、この街の空気にとけ込んでいます。子どもの頃、時間を忘れて遊んだ、あの夏の日の想い出が、胸によみがえってきます…わぁ、大きいヤシの木も!そして、頬をなでていくこの風の香り…やっぱり!ビーチだぁ!街の真ん中にあるボドルムのビーチは、地元っ子の憩いの場。飾らない笑顔が、波間でキラキラ光っています。心地よい潮風を味わいながら、私もちょっと一休み。ん〜美味しい♪

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Myndos Restaurant
住所:Gumusluk/ Bodrum
商品:料理4品・デザート?ドリンク
価格:¥4420-
写真

 さて、そろそろ行こうかな。実は、このエーゲ海の南の端まで来た理由は、ボドルムに、ほど近いこちら、ギュムシュリックという小さな街。まだ、ちょっと時間が早いんだけど結構にぎわってるなぁ。ここ、ギュムシュリックは小さな小さな港町。ここには、海沿いに並ぶレストランで、とれたてのシーフードが食べられるってことで、人気の場所があります。私が選んだお店は、ここ!わあ…海に浮かんでいるみたい。この潮騒と潮風はここならではの、魔法の調味料。まずは、トルコでいう前菜、メゼをお願いしました。こちらは、トルコ産のオリーブを酢漬けのいわしで巻いた、冷たい前菜。酸っぱくて、さっぱり。エーゲ海地方の、定番メニューです。そしてこちらは、珍しい、イカで作ったドルマ。エビ、タコ、チーズ、パセリが入っていてボリューム満点。スパイスがたっぷり入っていて、ピリ辛のお味。ちょっと変わったこちらは、おかひじきの、ガーリックソースサラダ。海藻みたいにこりこりしていて、ほんのり潮の香りもする、不思議な野菜です。そして本日のメインは、高級魚のクエ。これをどうするかというと…そう串刺しにしていきます。トルコといえば、肉の串焼き「シシケバブ」が有名ですが、ここエーゲ海では、お魚を串焼きに。トマト、ピーマン、レモン、月桂樹の葉で彩りもキレイ♪オリーブオイルをふりかけ、じっくりソテーしていきます。海辺の土地らしい、ダイナミックな串焼き、ラホス・シシ。この油の乗った白身に…レモンをしぼってさっぱりと。ほのかな甘みが、口の中でとろけます。そしてデザートは、「世界一甘いスイーツ」といわれている、トルコ伝統のデザート「バクラヴァ」。ナッツをたっぷりはさんだパイ生地を、あまーいシロップにじっくり時間をかけて浸したもので…とにかく甘〜い!ふーお腹いっぱい!

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ギュムシュリックの夕焼け
写真

 海と風、そして人々の笑顔。トルコの更なる魅力と、たくさん出会ったエーゲ海の旅。そして、もうひとつ、私が会いにきたもの。そう、それが、この夕日。キラキラの道の先に待っているもの。それは、夢の世界への扉。「こんにちは。」え?呼ばれた?「一緒に飲みませんか?」と声をかけてくれたのは、スウェーデンから旅行に来ていたご家族。「かんぱーい!」(笑)自然と笑みがこぼれちゃうなぁ。は?美味しい!そんな、みんなの笑顔を優しく照らしてくれたこの太陽に、ありがとう、そしておやすみなさい…

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トルコ共和国について詳しく知りたい方はこちらのURLまで。

トルコ共和国大使館・文化広報参事官室(トルコ政府観光局) http://www.tourismturkey.jp