1月4日16:00〜16:55 再放送
ぶらぶら美術・博物館が、約1年3か月ぶりに、スペシャル番組として帰ってきました!
今回ご紹介するのは、連日大盛況の展覧会!現在、東京・上野の国立西洋美術館で開催中の「モネ 睡蓮のとき」。フランスの印象派を代表する画家、クロード・モネ。今回の展覧会は、世界最大級のモネ・コレクションを誇るパリのマルモッタン・モネ美術館から、日本初公開作品7点を含む、厳選されたおよそ50点が来日しました。日本国内に所蔵される名画も加え、国内外のモネの名作が一堂に集結した、充実のラインナップ!モネ晩年の最重要テーマ「睡蓮」の作品は、日本では過去最大規模の20点以上が集結しました。モネが描いた「睡蓮」と言えば、パリのオランジュリー美術館の大装飾画「睡蓮の間」が有名ですが、今回はその展示室を彷彿とさせるような楕円形の空間も、大きな見どころのひとつです。2メートルを超える大画面の「睡蓮」に囲まれて、モネの世界に、どっぷりと浸れます。実はモネが睡蓮の大装飾画に取り組んでいた時代は、第一次世界大戦の真っただ中でもありました。知人や家族が次々と戦地に送られていく中、モネは黙々と創作に没頭していきました。展覧会の最後を飾る2つの大作は、まさに第一次世界大戦中に描かれていたもの。その作品に込めた、モネの真意とは?晩年、白内障で視力が衰えつつある中でも、「睡蓮」の大作に挑んだのは、一体なぜなのか?モネが晩年に辿り着いた境地とは?今回のスペシャル番組では、そんなモネの想い、モネの魅力を余す事無くご紹介します!