#83 2014年2月2日 放送
これまでの放送
アイスホッケー大澤ちほ
氷上の格闘技とも言われるアイスホッケー。
スピードとパワー、その迫力は、他のオリンピック競技と一線を画すダイナミックなスポーツです。
女子アイスホッケーがオリンピック正式種目になったのは
1998年の長野オリンピックから。
開催国として予選を戦わずに出場した日本は5カ国と対戦し全敗。
世界との力の差を痛感させられました。
その後は、ソルトレーク・トリノ・バンクーバーと3大会連続で予選敗退。
高く厚い世界の壁にことごとく阻まれてきました。
しかし去年、夢舞台の扉をこじ開け2度目のオリンピック出場を
自力で掴み取ったのが、現在の日本代表スマイルジャパン。
ベテランと若手が高い次元で融合する過去最強の代表チームです。
その原動力となったのが、キャプテン、大澤ちほ選手。
特別な思いでソチのリンクに向かいます。
「日本のアイスホッケー界を背負っていかないといけない」
その肩に日本アイスホッケー界の未来を担う21歳。
アイスホッケーの町・苫小牧で生まれ育った原石が、
故郷への感謝を胸に夢の舞台、ソチオリンピックに臨みます。