放送ラインナップ

#53 2013年07月07日 放送

これまでの放送 

サッカー田中マルクス闘莉王

南アフリカワールドカップで、日本代表不動のセンターバックとして活躍した名古屋グランパス・闘莉王選手。

16歳でブラジルから単身日本へ。
持ってきたのはわずかな衣類と1足のサッカースパイク。
千葉県幕張市で過ごした高校時代、日本語が理解できるようになるまでは孤独な日々が続いたといいます。しかし、
「サッカーは魔法。いろいろな人に会わせてくれるし、いろいろな場所に連れていってくれる」
仲間たちの支えで多くの困難を乗り越えてきました。

2002年、日本で開催されたワールドカップ。
テレビで観戦した闘莉王選手は「君が代」を聞いたとき特別な感情が湧き上がってきたことを鮮明に覚えています。
「君が代を聞いて鳥肌が…自分は日本人の心を持ち始めたんじゃないか…」
あのピッチに立ち、この国家を歌わなきゃいけない。
目指すものが見つかった瞬間でした。

来年はブラジルでのワールドカップ。
「いつでも準備は出来ています」
もうひとつの祖国への凱旋を、彼は決して諦めていません。

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