プロ野球谷繁元信

プロ野球史上44人目となる2000安打。
中日ドラゴンズ・谷繁元信選手。

野球好きの父から与えられたおもちゃはバットやグローブ。
少年野球時代からチームの練習だけではもの足りず、家に帰ると父を相手にキャッチボール。
当時からミットが擦り切れるほどの練習量だったと言います。

高校時代の恩師がそのキャッチング技術に注目し、キャッチャーに転向。
甲子園にも出場し、その後大洋ホエールズに入団。
しかし、そこで味わった悔しい思い…。
大魔神と呼ばれた佐々木主浩投手のフォークが捕れず、佐々木投手が登場する試合終盤に
途中交代させられてしまうことが多かったのです。
このままではプロとして生き残れない、その思いから42歳の今でも、
厳しい練習で体をいじめ抜きます。

原石たちに送る言葉は「無上」。
上に限りは無い、常に上を目指して。
“練習したものが強くなる”という信念は、プロ25年の今も変わりません。