女子マラソン木﨑良子

女子マラソン、世界選手権日本代表の木﨑良子選手。
3度目のマラソン挑戦で優勝。
4回目のレースはオリンピックというスピードで、世界の舞台へと駆け上がりました。

しかしロンドン五輪では、飛び出したアフリカ勢の仕掛けに対応できず、16位に終わります。
経験不足から、追うのかペースを守るのか…の判断に迷いが生じてしまったのです。

力が出せなかった悔しさ…、木﨑選手は再び世界を目指しトレーニングを再開。
全体練習が終わってから、プラスアルファの個人練習。
これは、箱根駅伝にも出場した父からの教え。
「みんなと同じことをやっても勝てない。プラスアルファが自分を強くする」。

復帰レースは名古屋ウィメンズマラソン。
ロンドンの失敗を糧に自分を磨いた木﨑選手は、アフリカ勢と見事に渡り合い優勝。
世界選手権代表の座をつかみ取りました。
この夏、再び世界に挑みます。