#179 2015年12月6日 放送
これまでの放送
ラグビー藤田慶和
ラグビー日本代表、藤田慶和選手。
チーム最年少の22才。
初めてのワールドカップでトライを記録しました。
先月、オリンピック出場を決めた7人制では主力として活躍。
これからのラグビー界の主役は彼だと言われています。
過酷な練習で、驚異的な進化を遂げた日本代表。
エディー・ジョーンズヘッドコーチは、常に世界を意識した
「戦う集団」を目指していました。
「死ぬ気でハードワークしてこい」
藤田選手への痛烈な言葉も、世界の厳しさを知るからこそ。
甘えや妥協は、一切、許しませんでした。
彼は今、早稲田大学で学生最後の戦いを迎えようとしています。
目指すは、大学日本一。
そこには強い思いがありました。
これまでの3年間、ケガや日本代表の招集で、
チームを離れることが多かった藤田選手。
自分は早稲田大学ラグビー部に全く貢献できていないと言います。
だからこそ、集大成となる大学選手権でチームに貢献し
悲願の日本一を掴みたいと考えていました。
そのために彼が取った行動。
それは、ワールドカップで培った経験、
エディー・ジョーンズヘッドコーチの教えを
積極的にチームメートに伝える事でした。