サッカー日本代表遠藤保仁

サッカー日本代表、不動のミッドフィールダー遠藤保仁選手。
巧みなボールキープで中盤にタメを作り、正確なパスを散らす。
抜群の視野の広さと豊富な攻撃イメージで、「代えのきかない選手」として
日本代表の中盤に君臨しています。

遠藤選手の故郷は鹿児島県桜島。
活火山と温泉に恵まれた自然いっぱいの島で育った遠藤選手。
二人の兄の影響で保育園のころからボールを蹴り始めました。
当時のボールは新聞紙を丸めてガムテープでとめたもの。
6歳上と4歳上の兄たちにかなうはずもない”ヤット”くん、
それでも兄弟3人そろってイキイキと遊んでいたといいます。
そんな3人に父・武義さんは、自宅の庭の木や石を取り除いた「手作りのピッチ」をプレゼント。
近所のお友達を巻き込んで、ヤット少年は益々サッカーにのめり込んでいきました。

幼稚園時代には既にインサイドキックをマスターしていたという遠藤選手。
フォームも現在と変わらないといいますから驚きです。
遊びの中で自然とサッカーの基本技術を身体に染み込ませていった少年はやがて、
「ザックJAPANの生命線」とまで呼ばれるようになりました。