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#2 2012年07月15日(日)

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ロンドンオリンピック体操日本代表内村航平

北京オリンピック銀メダル、世界選手権個人総合3連覇。
ロンドン・オリンピックの金メダル最有力候補、体操・内村航平選手。
彼は、空中での自分の位置を正確に把握しているといわれています。
その類まれなる空中感覚、それは彼の原石時代に培われました。

机、テレビ台…、「登れるものには何でもよじ登り飛び降りていた」という少年時代。
彼が育ったのは長崎県諫早市。実家は市内でスポーツクラブを経営しており、
内村選手も3歳から体操の道へ。初めて大会に出場したのは小学校1年生のとき。
しかし結果は意外にも最下位。

あるとき、父が高校時代に獲得したインターハイ金メダルを発見した内村選手。
「ボクも欲しい」という息子に、父は「そしたら頑張らんとな」というひとこと。
すると「じゃあオリンピック行くけん!」と息子は宣言したといいます。

オリンピックを目指した内村少年は秘密の体操ノートを自作。
そこには、小学生が書いたとは思えない体操の技を図解したイラストが。
体操にのめりこんでいく息子に両親は長さ12メートルのトランポリンをプレゼント。
このトランポリンを使うことで出来なかった技を次々に習得していった内村選手。
最下位デビューの体操少年は徐々に輝きを放つようになっていきました。

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